少しずつ、ひとつずつ強くなること。

 日もすっかり短くなり、体の芯から冷える辛い季節がやってきましたね。

 風邪やインフルエンザが流行っていますのでみなさまくれぐれもご自愛ください。

 

 6月からブログの更新が止まっていましたが、ストリートファイター5は地道に続けていました。

 ちょうどストリートファイター5を始めて一年ほどになりますが、なかなか私自身強くなった実感もなくLPもさほど変わらず停滞していました。

 「強くならなくても遊んでくれる友達はいるし、もうこのくらいでいいのかな。」等と思っていた時期にLUCYさんでスト5女子会が開かれ、同キャラ使いの上級者の方が参加されていたので思い切って組み手をお願いしました。対戦しながらキャラクターの強みを教わったり、いくつかのアドバイスをいただき、圧倒的な強さに驚きながらも自分もいつかこうなりたい。と憧れるようになりました。

 憧れの人に少しでも近づく為には、地道な練習と対戦あるのみです。

 夫には「そろそろ色んな相手と対戦しながら自分で修行しなさい。」と言われていたので怖いけれどランクマッチを再開しました。その日によってLPの増減はありますが、ゲームが終わってから反省点と良かった点を思い出したり、対戦経験の少ないキャラクターに対してどうすれば良いかを教わったり、少しずつ出来ることを増やしてこれたと思います。

 

 そんなある日、以前オフライン大会でお世話になったGUINASHさんがルーキーからウォーロードまでの各ランク帯から一名ずつ計7名のチームを作って対戦する『GUINASH武闘会』の告知をしていました。ちょうどチームを作ろうとしているフレンドさんが、ルーキーブロンズ帯から一名募集しているのを見かけて思い切って参加させていただきました。

 大会数日前に対戦相手のチームが発表されたので対戦相手のキャラクターを見てみるとナッシュでした。ナッシュはほとんど対戦したことがなかったのでこのままでは何をされているやら分からない間に負けてしまうと危機感を抱き、キャラ対策をすることにしました。

 まず、発動されたらナッシュ側が有利な技とこちらの反撃が確定する技を教わりました。それからトレーニングモードでそれらの技をレコードし、差し返しと反撃練習を繰り返しました。初めて目にする動きも多いので覚えることが多かったのですが、ひとつずつ動きを覚えていきました。

その後、ナッシュのCPUを相手にVSモードで練習。CPUのレベルを少しずつ上げていって相手の動きに目を慣れさせながら、この技を受けたら必ずこうする。という自分の中の答えを反芻しました。いつもラウンジで遊んでもらっている友人にもお願いしてナッシュを使ってもらって対戦。使う側から「これをされるときついよ。」という言葉をもらって相手キャラクターがきつい部分を攻めていく意識をつけました。

  そして迎えた当日、私の出番は一番最後の対戦となりましたが、ラウンジで鍛えてもらった友人やSNSで繋がりのあるフレンドさんが応援に駆けつけてくださり熱い空気の中対戦に挑みました。

 結果、勝利できました。

 とても緊張していたので、普段繋がるコンボが決められなかったり攻めに対応しきれなかったりと練習がうまく活かせない場面も多々ありましたが、相手の方も緊張しているはずなので同じだ。と絶対に勝つという意思をもって挑めました。後で放送を見返すと沢山声援をいただいたり実況の方々がとても暖かく応援してくださっている様子が伺えたので本当に出場して良かったと思いました。

 小さな勝利ですが、自信につながる結果が出せたことは私の中で大きな勝利です。

 

 もともとアクションゲームが苦手な私が続けてこられたのも、こうして刺激をくれるイベントを運営してくださる皆さん、いつも楽しく対戦してくれる友人、そして対戦相手の方あっての事です。本当に感謝してもしきれませんが、これからもストリートファイター5を続けて少しでも結果を出して恩返ししていきたいと思っています。